今でこそ当たり前のように使われている言葉が、実は一人の芸能人が使ったことから広まって行ったことがあるらしい。

 

芸能人の巧みな、また感覚的な造語は、単なる流行語を超えて文化にまで定着してしまった……。

 

今回の芸能人伝説特集は、芸能人たちが生んだ、育てた「発明語」「流行語」を集めてみました。

 

所ジョージ

 

ルーズソックス

 

一時は社会現象にまでなった女子高生のルーズソックスは、実は所ジョージがハイソックスを足首まで下げ、だらしなく履きこなしたことがきっかけで生れたと言われているらしい。

これは造語ではないのですが、「ケータイ」とか「援助交際」と並ぶ女子高生文化である「ルーズソックス」を生んだ功績?は大したもの。

 

志村けん

 

最初はグー

 

今では当然のように使われている、ジャンケンを始める時の「最初はグー」。

実はこの掛け声は、ドリフターズの伝説的番組「全員集合」で、志村けんが最初に言い出した言葉らしい。

志村がこの「最初はグー」を使ったのは、番組でジャンケンをする人が多すぎて、なかなかタイミングが合わなかったので「じゃあ、最初はグーを出そう」と言ったところ、見事にまとまったとか。

 

松本人志

 

(すべったときの)寒い

カブる
ブルーになる
ヘコむ
絡みにくい
逆ギレ
ドSとドM

 

松本人志は「笑いの天才」であると同時に「造語」の天才のようです。

 

もともとある言葉を松本が使うと、古い言葉が新しい命を得て、なおかつ知らないうちに新しい意味で定着してしまう。

 

例えば、エロのイメージが強かった「S」や「M」を、松本は人の性格をあらわす言葉として使い、今でも誰もが使う言葉として定着。

 

「逆ギレ」も松本の造語。

 

これは「加害者が被害者にキレる」というコントのネタを考えていた時に生れた言葉だとか。

 

この「逆ギレ」は今ではコントの定番となったばかりか、一般人も日常会話の中で使うようになってしまったのです。

 

松本人志は危ない発言で世間を騒がせことしばしばですが、言葉のセンスはもともとは抜群だったんですね。

 

明石家さんま

 

エッチする
バツイチ

 

明石家さんまは、公の場では言いづらいとされていた言葉を親しみやすくしてしまった。

テレビ番組で「SEX」を「エッチ」と言い換えて、女性でもふつうに使えるように。

 

またマイナスイメージだった「離婚」を、さんまは自分の離婚会見で「バツイチ」と表現。

 

これにより、「離婚」は後ろめたいものでなく、当たり前な文化として定着。「バツイチ」は、今では広辞苑にも載っているのです。

 

片岡鶴太郎

 

プッツン

 

「キレる」を少しコミカルにしたような言葉「プッツン」は、実は片岡鶴太郎による発明だと言われているみたい。

 

彼がお笑い芸人時代によく使っていたとのこと。

 

語源は「怒ったときにこめかみに浮かんだ血管が切れる」⇒「プッツン」という説が有力。

 

この「プッツン」は1986年には新語・流行語大賞の大衆賞に選ばれています。

 

現在も使われている「プッツン」を最初に言い出したのが、現在は芸術家として活躍している鶴太郎だったとは…。